伊藤智仁の怪我の理由は野村克也元監督?それともスライダーの多投?
2018/05/26
1月3日の『消えた天才 一流アスリートが勝てなかった人大追跡』という番組で元プロ野球選手の伊藤智仁さんが特集されました。
伊藤智仁さんといえば高速スライダーがすごかったということで度々ネット上でも話題になっていますね。動画とかをみたのですが、エグい曲がり方をしていますよね。
怪我によってかなり苦労して選手ですが、その怪我の理由というのはなんなのでしょうかね?いろんな見解があるようなので調べてみました。
伊藤智仁の怪我の理由は?怪我した箇所やどんな怪我だったのか?
怪我に泣いた天才選手というのはいろんな人がいますよね。怪我がなければ大活躍していて、すごい成績を残せたのではないかという「もしも」の話は面白いですし、プロ野球選手についてもいろんな話がありますよね。
もしも、伊藤智仁選手が怪我なく、順調に活躍していたらすごい選手になったという意見も多いです。
伊藤智仁さんの最大の特徴は高速で曲がるスライダーです。打者の手元で大きく早く曲がることでストレートと思ってふってしまい、バシバシ三振を取っていました。
史上最高ともいえるスライダーで数多くの三振をきずいていき、奪三振率もかなり高く、14試合の登板で7勝2敗、防御率0.91、奪三振数126という成績で新人王も獲得しています。
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そんな伊藤智仁さんですが、ルーキーイヤーの1993年のシーズン中盤で故障してしまいました。7月に右肘を故障してしまい、翌94年のキャンプでは肩も痛めてしまい手術をすることになりました。
肘を痛めた際の病名については調べてみても分からなかったのですが、野球選手の投手に多いというわれる野球肘というものかもしれません。
wikiによると松坂大輔、田中将大、ダルビッシュ有といった選手も野球肘を患ったことがあるようです。
伊藤智仁の怪我の理由は野村克也元監督のせいだった?
伊藤智仁選手の怪我の理由についてはいろいろな説があるみたいですが、起用方法に問題があったという見解があります。
当時ヤクルトの監督は野村克也監督であり、野村監督が伊藤智仁の起用に関して酷使しすぎだったのではないかと言われています。
5試合で702球も投げて、1試合で193球も投げた試合があったそうです。いまでは考えられない投球数ですね。
昔は投手の分業制が確立していなかったということで、先発が投げられるだけ投げさせるというスタンスのことが多かったようです。
起用を決めたのは野村監督ですが、当時の監督であれば、誰でもこうした起用をした可能性が高そうですし、一概に野村監督のせいとは言えないかもしれませんね。
野村監督自身は自分の起用法がまずくて壊してしまったと後悔しているみたいですが、全然打たれないし使えるだけ使いたくなるようなすごい投手だったし、これは仕方がないのかもしれませんね。
伊藤智仁の怪我の理由はスライダーを投げすぎたことによるものだった?
伊藤智仁さんの怪我の理由としてはスライダーの投げすぎというのもあったのではないかと言われているようです。
野球肘の場合、カーブやスライダーなどの肘をひねる投球が負担が大きいといわれていて、カーブよりもスライダーのほうが肘への負担が大きいようです。
普通のスライダーでも負担が大きいですが、伊藤智仁さんの場合はさらに高速スライダーで余計に肘に負担がかかっていたでしょうし、スライダーの投げすぎが怪我を招いた可能性も高そうです。
度重なる怪我の中でも成績を残してきて通算成績は37勝27敗25セーブ、 防御率2.31、548奪三振は立派な成績ですね。